効果音 ■ |
プルルルプルルル…プルルルプルルル… (社長室の内線が鳴っている音) |
効果音 ■ |
ガチャ (受話器を取った音) |
ロベルト ■ |
何だね? |
秘書 ■ |
あの方がお見えになりました。 |
ロベルト ■ |
そうか。よし通せ!! |
秘書 ■ |
はい。 |
効果音 ■ |
ガチャ (社長室のドアを開ける音) |
デストロイゼス ■ |
ただいま帰ったぜ!ロベルトの社長さんよ〜。花火なんかあげちゃって、粋なお出迎えですな〜。 |
ロベルト ■ |
あれだけ大口を叩いて出て行ったわけだからな〜。なんらかのおみやげがあるとふんでのことだよ。秘書に用意させた。 |
デストロイゼス ■ |
秘書ね〜。本当は愛人かなんかで、君にオレの花火を打ち上げたい。とても大きな花火さ〜!!さぁ一緒に点火しよう!!うわぁ〜素敵ぃロベルトさん!!うふん。とかなんとかなんじゃありませんか〜? |
ロベルト ■ |
君も失礼なやつだな〜。これだから妄想癖があるやつは困るんだよな〜。まぁその辺のことは君の想像に任せるとしようじゃないか〜!!ではそろそろどんなおみやげなのかを聞かせてくれ。 |
デストロイゼス ■ |
わかりました。あのナルちゃんたちの新曲 LPM-0109 『 KISS TO THE MUSIC 』 は、このオレ様の手によってリリースできずに終わりました。結局1ヵ月では何もできず、いつも音楽は体の一部だとか、言葉を使って説明するより、音符で説明した方がメッセージは伝わるだとかホザいているやつらが、大好きな音楽にキスすることすらできなかったと、そういうことですわ〜。 |
ロベルト ■ |
そうか〜。面白いことを言うじゃないか〜。キスすらできなかったか〜。かなり凹んでいただろう?あの二人。 |
デストロイゼス ■ |
偉そうに記者会見とか開いていましたよ〜。まぁ言い訳がましいエクスキューズな内容でしたがね。鍵盤楽器かなんかが置いてあって、全部音符で記者会見を開いたなら、それはそれで少しは芯があるなと思ってやっても良かったのですがね〜。「 今回の LPM-0109 『 KISS TO THE MUSIC 』 のリリースは、こうなりました。ジャン(ラドミ)!! 今後 LPM-0109 がお披露目されるかどうかは、今のところ、ジャン(ラドミソ)!!いや違うな〜。こうかもしれません。ジャン(ラドミソ#)」みたいな感じで!! |
ロベルト ■ |
それじゃ音楽をやっていない人は何のことだかさっぱりわからないじゃないか〜。 |
デストロイゼス ■ |
私もそう思いますが「音符という言語を使った方がメッセージは伝わるんです。英語や日本語といった言葉以上に、音符は国境を越えられる。そういった意味でも、世界で一番の共通言語なのではないでしょうか?」などとあのメガネが偉そうにいつも言っているわけですよ〜。なら記者会見もそれぐらいの勢いで臨んでもらわないとだと思いませんか?要は信念の問題です。 |
ロベルト ■ |
そうだな〜。君の言っていることはまさしく正論だ。 |
デストロイゼス ■ |
まさしく正論…。右に右折みたいな言い方ですな〜。 |
ロベルト ■ |
そうやって揚げ足を取るな。音符でいうとこうだ!!ジャン(ラドミ♭ソ♭)!! |
デストロイゼス ■ |
……。(休符) |
ロベルト ■ |
ところで、それでどうやって阻止したのだ?いろいろ大変だったろうに!? |
デストロイゼス ■ |
いろいろやりましたよ〜。メガネが副業の仕事に出ている時に、勝手に家に忍び込んで、パソコンから打ち込まれたデータを消してみたり、メガネじゃない方が詞を書いている訳ですが、その詞が入った机の引き出しに、蛙や蛇を入れておいて詞を書けなくしてみたり、いろいろですわ〜。良い子のみんなは真似するんじゃないぞ〜みたいな、そんな感じですよ〜!! |
ロベルト ■ |
……。もしかして君は結構根が暗い方かね!? |
デストロイゼス ■ |
そんなことはない。仕事だからやっているのであって、プライベートではまぶしすぎるぐらい明るいって、いつもまわりの連中から言われていますよ〜。娘もなついちゃって困っているぐらいですからね〜。 |
ロベルト ■ |
そうか、なら良いんだが…。 |
デストロイゼス ■ |
ところで、どうするんですかね〜?あのナルちゃんたちは〜? |
ロベルト ■ |
そのことなんだが、君に言っておかなくてはいけないことがある。 |
デストロイゼス ■ |
なんです? |
ロベルト ■ |
地球には実はスパイを送り込んでいるのだが、そいつから私の携帯にメールが着たのだよ。 |
デストロイゼス ■ |
ほう。 |
ロベルト ■ |
その報告によると、私の花粉症のくしゃみの影響から、地球では至るところで地震が起きてしまっているそうだ。そして地震が起きると津波が発生し、そして伝染病へと、かなり深刻な災害となってしまっている。その代表的な地震が、スマトラ島沖の地震・津波だろう。まぁやつらは、私のせいでそんなことになっているとは知る由もないのだが、そんななかで、驚いたことに、LPM-0108 『 I'LL BE WALKIN' 』 では、草野球チーム 「 にこたまAMIGOS 」 とともに、CD販売を行い、そして最近、その収益のすべてを、義援金とし、日本赤十字社を通し募金しているというのだよ〜。(募金報告ページは こちら) |
デストロイゼス ■ |
……。 |
ロベルト ■ |
私が起こしてしまっている災害云々は別としても、自分がラブピースモードを立ち上げた意義というものをしっかりやつらは受け止めているように正直思ったわけだ。もし私だったら、かなり予算も使ってしまったことだし、収益のすべてをとはせず、収益の一部をとしていたかもしれない。君だって、同じようなもんだろう? |
デストロイゼス ■ |
まぁ私は、義援金など考えもしないし、募金など絶対にしませんけどね。私の名前はデストロイゼスですよ。破壊してなんぼですから。 |
ロベルト ■ |
君は仕事柄それはそれで良いが、私は少しやつらを見直してしまったよ。なので、君にはいろいろと迷惑をかけるが、当面ラブピースモード潰しをするのはやめようと思う。もう少しやつらを見守ってみても良いんじゃないかと。今潰さなくても、潰すのはいつでもできるわけだからな〜。 |
デストロイゼス ■ |
フッ、やっぱりあなたは人としてはA級かもしれないが、社長としてはB級だ!判断を間違えるとビジネスでは人は付いてこなくなる。まぁ私は人情に厚いそんなB級なロベルト社長さんが好きですから、金魚のフンみたいに付いていきますけどね。 |
ロベルト ■ |
褒められているんだか、けなされているんだかよくわからんが、君がそんなことを言ってくれるなんて、めずらしいじゃないか〜!!もう何も出ないぞ〜。あの花火だって予算がないなかでの精一杯なのだからな〜!! |
デストロイゼス ■ |
わかってますよ。あの花火は正直嬉しかった。娘にも見せてあげたかったですよ〜。B級なロベルト社長さん! |
ロベルト ■ |
いちいちB級、B級って言うな!!音符で言うとこうだ!!ジャン(シレ#ファ#) |
デストロイゼス ■ |
そうくると思いましたよ。一応社長なんですから、目指すべくはこうですよ!!ジャン(ラド#ミ) |
ロベルト ■ |
はいはい。わかったよ。 |
デストロイゼス ■ |
それではまた来年の決算のときでも良いので、ラブピースモードを潰したくなったらまた呼んでください。それまでは100番目の獲物の枠は空けておきますよ〜!! |
ロベルト ■ |
……。もう君とは会えなくなるかもしれんがな。 |
デストロイゼス ■ |
まっ、あなたがA級社長になれたら会えますよ。まぁ永久になれないと思いますがね。 |
ロベルト ■ |
君も娘を持つ親父だな。 |
デストロイゼス ■ |
アハハハハ〜!!お後がよろしいようで…。 |