クローズアップ050
リストラ担当プロデューサー登場!!ラブピースレコードがLPM潰しへと動き出す
( 2005.2.27 )
効果音 ■
プルルルプルルル…プルルルプルルル… (社長室の内線が鳴っている音)
効果音 ■
ガチャ (受話器を取った音)
ロベルト ■
何だね?
秘書 ■
あの方が見えておりますが、社長室にお通ししてもよろしいでしょうか?
ロベルト ■
そうか。ついに来たか!じらしよってからに。よし通せ!!
秘書 ■
はい。
効果音 ■
ガチャ (社長室のドアを開ける音)
X ■
入るぜ。社長さんよ〜。
ロベルト ■
相変わらずだなデストロイゼス。ドアぐらいノックしたらどうだ?
デストロイゼス ■
ドアは叩くものじゃない。開けるものだ。
ロベルト ■
まあ良い。そのひねくれた性格が仕事に十分生かされているわけだからな。
デストロイゼス ■
あなたに言われる程ひねくれちゃいないと思いますがね。何よりもただ、常に合理的に考えているまでですよ。合理的にね。
ロベルト ■
そんな合理的な君が珍しいじゃないか。ずいぶんとこの私を待たせたりしよってからに。おかげでクローズアップが全然アップできなかったよ。
デストロイゼス ■
少しぐらいじらした方がこの私のありがたみも分かるかと思いましてね。組織には私みたいな貧乏くじを引くやつはどこの会社にもいる。その割には対価が合わない。まぁ良くある話ですわ。
ロベルト ■
私も頭が悪い方じゃないんでね。どうせ君のことだ。そう言ってくると思っていたよ。
デストロイゼス ■
ということは、今回の仕事は、何か今まで以上のおみやげがあると思っても良いのですかな?
ロベルト ■
まぁ、それ以上のおみやげかどうかは君の返事次第だがね。
デストロイゼス ■
まぁ、ひとつの楽しみとしておきましょうか。ところで社長さん。あの度派手なライトがなくっちゃ、この建物の場所はわかったもんじゃない。なんでライトが消えているんです?
ロベルト ■
あぁ、あのライトのことか?そうなんだよ。あれは前回のクローズアップで、世直しだ、愛だ、平和だ言っていたくせに、全然エコじゃないじゃないかという声が上がってね。そこで今回は消してみたというわけだ。笑えるだろ?
デストロイゼス ■
ふふふ。そんなこと、いちいち真に受けて聞いているから、あなたはいろんな星のユニットから舐められるんですよ。ペロペロとね。私があなたの立場でそんなことを言われたら、逆に節電など考えず、2倍のライトで我らがラブピースレコード本社ビルを照らしますよ。あなたももう少しデンと構えていた方がよろしいのでは?
ロベルト ■
まぁ、そう言うな。ラブピースレコードのイメージが悪くなるじゃないか。あくまでも愛と平和のために私はやっていることだ。
デストロイゼス ■
そんな甘ちゃんなことを言っていると、いつか命取りになりますよ。これは忠告です。
ロベルト ■
それはご丁寧にどうもありがとう。まぁ良い。そろそろ本題に入ろうじゃないか。
デストロイゼス ■
まぁ、ラブピースレコードの決算も近いし、この時期にはいつも同じことを頼まれる。だいたい察しはついていますがね。私がここに呼ばれたということは、また問題児が現れたということでしょ?不必要だと判断されたユニットを解散に追い込む、ラブピースレコードのリストラ係みたいなものですからね私は。今回はどんなやつらなんですか?
ロベルト ■
さすが合理的だと自負するだけのことはある。君は地球という星を知っていたね?
デストロイゼス ■
あぁ、よく知っていますよ。昔違うレコード会社にいたころ、地球のユニットを潰すのが、自分のなかで流行っていた時期がありましたからね。でも正直地球の連中を潰すのはもう飽きているんですよ。骨のないやつばかりでして…。今回もまた地球ですか?
ロベルト ■
そうだ。地球だ。だが、君がよく潰しまくっていたころより、断然地球のユニットたちのクオリティーは間違いなく上がっている。命取りになるのは君の方かもしれん。
デストロイゼス ■
ふっ、たかが知れているでしょう。もし次潰したら、地球の100ユニットを潰したことになるんですよ私。もう地球は、切りの良い次で最後にしてもらえませんかね。
ロベルト ■
良いだろう。それ程まで言うのなら次で最後だ。君は「ラブピースモード」というユニットを知っているかね?
デストロイゼス ■
あぁ、あのナルシストちゃんたちのことかな?最近感に障るなと思っていたところですよ。私はね〜調子をこいているナルシストちゃんを見ると、非常に血が騒ぐ。また発作が出そうなのを我慢していたぐらいですから。
ロベルト ■
ほう。それならば話は早い。細かい内容を話そうじゃないか。
デストロイゼス ■
社長さん、私は面倒くさい話がどうも好きになれない。要するに潰しちゃって良いということでしょ?
ロベルト ■
まぁそうだが。
デストロイゼス ■
今回で記念すべき100ユニット目。なのでジワリジワリ精神的に追い詰めてから潰すスペシャルバージョンでお届けしようかと思っていますがよろしいですかな?やつらには結構予算もかけてきたんでしょ?簡単に潰しちゃもったいないですからね。
ロベルト ■
こういう話をしているときの君の表情といったら、まさしく水を得た魚。というより水を得たピラニアだ。
デストロイゼス ■
褒めてくれるなんてめずらしい。
ロベルト ■
褒めたつもりはないがね。
デストロイゼス ■
ふっ、まぁ良いか。この仕事が終われば、褒めざるを得なくなるでしょうから。
ロベルト ■
安心しろ。そのときはしっかり褒めてやる。
デストロイゼス ■
今回の仕事で何かリクエストはありますかな?
ロベルト ■
そうだな。もうやつらには予算はかけたくない。ドブに捨てるようなものだからね。あと、とにかくやつらは1曲にかける時間が長すぎる。そこで次の曲は1カ月で作らせるというのはどうだね。
デストロイゼス ■
ではこうしましょう。こそこそこそこそ。
ロベルト ■
おぉ〜それは良いアイデアだ!それでやってくれ!あとの細かい話は現場の君に任せる。しっかりな!
デストロイゼス ■
久しぶりで血が騒ぎますな〜。まぁ今回はジャブるということで軽く精神的に痛めつけてやりますよ。
ロベルト ■
君のそのピラニアみたいな顔でやつらに近づいたら、さすがにやつらも警戒するだろう。なので、今日から君はラブピースレコードのエグゼクティブ・プロデューサーとして地球に向かい、やつらを担当するのだ。
デストロイゼス ■
これがさっき言っていたおみやげですかな?今まで以上に美味しいおみやげだ。
ロベルト ■
では、よろしく頼むよ。
デストロイゼス ■
はいはい。それではごきげんよう!!
効果音 ■
ガチャ。バタン (社長室のドアを開け閉めした音)
ロベルト ■
やつとしゃべっていると、あきば系のウンチク会話になっていて疲れるよ。……。ふむ。またひとつユニットが消えてゆくか。夜空に輝く星と変わらぬな〜。ひとつ消えてはまたひとつ増え。まぁ最後ぐらいはやつらをしっかり見届けてやるとするかな?
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