LPM-0207 CLOSEUP 02 about LPM-0207 from KAZUTAKA OITA ~LPM-0207 『 Brand-new World 』 作曲家 笈田和孝 の素顔に迫る!~

LPM-0207 『 Brand-new World 』 がリリースされてから、早いもので1ヶ月が経ちました。聴いてくださった皆様、本当にありがとうございます。この曲はこれからのラブピースモードにとって、そして僕自身の作曲人生において、とても大切な一曲となることと思います。


■東日本大震災、そしてこの曲に込めた想い

昨年は、東日本大震災やその後の原発の影響により、安心して心から笑って過ごせる一年ではなかったように思います。復興が全然進んでいない場所もまだまだたくさんありますし、自分は明るく生きてて良いのだろうかと思ってしまうこともありました。
しかし、一人ひとりが今できることを一生懸命やっていくことで、きっとそれが大きなパワーに変わり、被災地はもちろんのこと、みんなにとって、また明るく希望の持てる毎日に戻るのではないかと思うようになりました。
もしかすると、もっともっと活気に満ちた日本、そして世界になるかもしれない。今だからこそ、みんなでひとつになって生きていけたらと、そう切に願っています。この曲は、そんな想いを込めて、丁寧に完成させました。


■お蔵入りから一転、新曲へ

@LPM-0207完成打上げ
@LPM-0207完成打上げ

この曲は、実は2008年、ちょうどラブピースモードが LPM-0204 『 Life 』 をメンバー3人で作っていた頃に、サビのメロディーは完成していました。メロディーから漠然と見えていた当時のアレンジが 『 Life 』 と近かったことから、当時はお蔵入りにすることを選びました。
2010年12月頃、僕の音楽の好みも少しずつ変わってきたこともあり、お蔵入りにしたはずのメロディーにバッチリはまるアレンジが、当時のものとはまた違ったカタチで思い浮かびました。それは今ラブピースモードにとって必要なエッセンスでもあったため、次の新曲LPM-0207はこの曲でぜひいきたいなと思うようになりました。


■リリースまでに1年かかったわけ

デモのオケ自体は昨年の4月中旬には完成していました。ではなぜリリースまでにそこから9ヶ月もかかったのか。それは僕のわがままなのですが、どうしてもこの曲はギターをラブピースモードの元ギタリストである田中さんにお願いしたかったからです。
ラブピースモード・シーズン2として2006年に3人でスタートしたわけですが、この曲は当時3人で目指した一つの集大成となると考え、どうしても田中さんに弾いてもらいたかった。
そこでお願いしてみたところ、お仕事の関係で、9月に入ってからでないと着手できないということでした。あまりにも先だったため、ボーカルのsakiちゃんにも相談しましたが、それでも良いのでぜひ弾いてもらいたいです!と正式に依頼させていただきました。
やっぱり田中さんですね。素晴らしいテイクをいただくことができました。田中さん本当にありがとうございます!


■想いを大合唱にのせて…

今回、曲の最後に、ラララで合唱している部分がありますが、これはsakiちゃんと僕とで12本の声を重ね合わせまとめています。上手く歌おうとはせず、気持ちを込めて明るく歌いました。ライブのときはみんなで大合唱して一つになれたらと思っています。


■最後に

久しぶりの3ショット
久しぶりの3ショット

この1年、大震災のこともあり、僕もsakiちゃんもいろいろと物事の考え方や思いも変わってきました。そんななか紆余曲折してやっと完成できた曲がこの 『 Brand-new World 』 です。
もしどこかこの曲に不完成さが残っていたとするならば、それはきっと、1年間を通して気持ちの葛藤であったり、自分たち自身も揺らいでいたからなのかもしれません。
しかしそういった意味で、心の弱さがどこかにあったのも事実、今回の曲はそういう部分もしっかり自分たちで受け止めながら、逆に今しかできない曲が完成したんだと前向きにとらえ、この曲を大切にしていけたらと思っています。


(2012.02.25 配信)

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